西原式排水再利用設備
・排水再利用設備
大規模建築物では、水道水を多量に使用し、使用後には下水道に放流していました。しかし、節水の必要性が生じ一度利用した排水を浄水処理してトイレ等の洗浄に再利用するための浄水処理設備が必要とされるようになりました。その再利用の原水として、厨房排水、雑排水、機械排水、等が利用されています。
排水再利用設備では、受け入れた水道水が2度利用できるため、上下水道料金を節約するメリットがあります。
西原排水再利用システムは、「浸漬膜分離活性汚泥法」を用いています。このプロセスは、排水再利用のほか産業廃水、し尿処理、ごみ浸出水処理、小規模汚水の各分野に対しても適用されている水処理技術です。
・特徴
- ◆沈殿槽が不要になり、沈降性に関する汚泥管理が不要
- ◆ばっ気槽(含膜処理槽)容積を大幅に縮小
- ◆膜の耐久性向上、膜の保証システムの導入
- ◆信頼性の高い処理
- ◆省コスト・省スペース化の実現
- ◆高い適用性
- ◆ 容易な維持管理性