厨房除害設備(改良型バイオソープション法)
・厨房除害設備
大規模な建物では、一般的に大規模厨房があり油で汚れた排水を放流する場合が想定されます。その排水中の油によって下水道管を詰まらせたり、管路中で固形化した油(オイルボール)を海域に流出させる等の問題が生じています。そのような厨房排水を排水する大規模施設は、厨房排水中の油を含む汚れ(BOD)を処理して下水道排除基準値以下の水質で排出するように規制されています。厨房除害設備は、その規制に対応するために厨房排水中の油を含む汚れを処理する設備です。
西原式厨房排水除害設備は、改良型バイオソープション法を採用しています。
改良型バイオソープション法とは、生物処理の一変法で、短時間のばっ気槽と汚泥再ばっ気槽とから成るバイオソープション法を厨房排水処理に向くよう改良した厨房排水処理システムです。
・特徴
- ◆水質・水量の変動に対応可能
- ◆悪臭の発生が少ない
- ◆他の処理方法と比較してランニングコストが安い
- ◆汚泥処分費が少ない