新卒
ENTRY

若手技術社員座談会/CROSSTALK

同期若手社員が語る
「研修」「仕事」「社風」。

CROSSTALK

2019年4月に専門知識ゼロで入社し、現在はそれぞれの配属先で施工管理業務や、積算業務を担い活躍する同期4人が集合。入社後の研修で学んだ感想や施工管理の仕事の面白さ、日頃感じるNISHIHARAの社風、自身の目標などを語ってもらいました。

村上 正悟

神戸営業所(施工管理業務担当)

都市環境工学科卒。兵庫県出身。水に関わる仕事に就きたいと思い、給排水衛生設備工事のパイオニアである当社のインターンシップに参加。社員同士の和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じ、入社を決めた。

曽我 遼太郎

札幌支店(施工管理業務担当)

機械工学科卒。北海道出身。人の生活になくてはならない設備の仕事に興味を持ち、当社で働く大学OBから、歴史や実績、給排水衛生設備工事の仕事の面白さを聞き、働いてみたいと入社を決意した。

池田 基矩

首都圏本店(積算業務担当)

建築学科卒。新潟県出身。就職活動の際、教授から紹介された当社が、出身大学のキャンパス内における給排水衛生設備工事の設計・施工を担当していたことから興味を持った。

後藤 怜

九州支店(施工管理業務担当)

機械工学科卒。大分県出身。会社説明会へ参加した際に「100年の歴史の中で、成功と失敗の両方を積み重ねてきたその実績こそが、他社にない技術力の源」という話を聞き、当社に興味を持つ。

CHAPTER 01

入社1年目を振り返ってどうでしたか?

曽我:
1年目は4月から11月(現在は10月)までが研修期間となっており、基礎からしっかり学べ、本当に勉強になりました。機械工学科出身の私も含め、新入社員は必ずしも学校で給排水衛生設備について学んできたわけではありませんから。
後藤:
研修期間中には給排水衛生設備の基本や仕組みを学んだり、CADで図面を描いてみたり、パイプを使って配管を組み立てたり、実際の現場で施工管理業務を経験したり、幅広く様々なことを学べましたね。
池田:
その中で、私が難しいと感じたのが CAD研修です。CADソフト上で図面が思うように描けず苦労しましたが、同期の仲間と模索し、協力し合いながら楽しく学んだ思い出があります。
村上:
今でも図面を描くときに役立つのは、1年目のCAD研修で学んだことですね。実務に携わるようになった今、その時に学んだことの重要性をとても実感しています。
曽我:
CAD研修でも多くを学びましたが、現場研修でもまた違った学びがありましたね。
村上:
現場研修では施工管理業務の内容や、各工程における進め方、1日の流れなどを学ぶことができました。さらに、自分で考え行動しなければならない場面も多く、上手くいかないことばかりでした。
後藤:
自分で考え行動しようとすると、知識やスキルが不足していると痛感しました。現場研修での経験があったからこそ、その後の座学研修にも一層力を入れて取り組むことができたと感じています。
池田:
学生時代の専攻に関係なく、同期と協力し合いながら、基礎を身に付けることができた研修は、私たちにとって大きな宝物です。専門知識がなくても当社には充実した研修が用意されているので、安心して働くことができると思います。

CHAPTER 02

施工管理の仕事の面白さは?

後藤:
やはり、無事にビル全体に水が流れた時に、やりきった達成感や面白さを感じます。図面や工程上は問題ないように見えても、実際は計画通りに進められるとは限りません。皆で力を合わせて建物の給排水衛生設備をつくりあげていくことに醍醐味を感じられます。
曽我:
問題なく水が流れるかを検査する日は、私たちにとって一大イベントですね。無事検査に合格した時は、思わずガッツポーズがでます。
後藤:
問題解決そのものにも面白さがありますね。現場では「コスト数千万円」と大きな数字で悩むこともあれば、「レイアウト1mm」と小さな数字で悩むこともあり、より良いものにするため、日々試行錯誤しています。悩んで解決した数だけ、知識やスキルが身に付いていると実感しています。
村上:
できることが増えると、やはり仕事は面白くなります。私は改修工事が中心なので、現場調査、図面や見積作成、現場管理、報告書類の作成等、新築工事なら分担する業務を一貫して担当できる面白さがあります。また、改修工事は比較的工期が短いので、数多くの内容の異なる工事を経験することができ、ひとつひとつの工事を終える度に自信へと繋がっています。
池田:
改修工事の担当も面白そうですね。私は現在積算部門で見積作成業務を担当していますが、次の人事異動で工事部門に異動となります。積算専用ソフトの操作方法、大規模プロジェクトの工事費用感、建材・機器の価格相場など、これまで身に付けたスキルは次の現場でも生かせそうです。
曽我:
これからも知識・スキルを増やして、品質の高い給排水衛生設備をつくっていきたいです。「水」は飲み水としてはもちろんのこと、手洗いやトイレに利用されるといった生活に不可欠なものであり、安心・安全な「水」を供給するための給排水衛生設備を構築する仕事に携わっているという誇りを大切にしたいです。

CHAPTER 03

NISHIHARAの社風は?

村上:
上司や先輩との距離が近く、何でも相談ができ、困っている時に支えてもらえるというのが、NISHIHARAの社風だと感じています。
池田:
私もそう思います。作成した見積書にミスがあった時でも、先輩は嫌な顔ひとつせず、例え忙しい時でも丁寧に教えてくれ、サポートしてくれました。
村上:
私の上司や先輩も、いつも気を配り、どんなことにも親身になってくれ、とても尊敬しています。私も後輩たちから相談を受けたら、しっかりとフォローできるようになりたいですね。
曽我:
同期の絆が強い事もNISHIHARAの社風ですね。8ヶ月間の新入社員研修が関係を深めるきっかけになり、みんなで食事に行ったり、休みの日に出かけたりしていたので、自然と「仲間」という関係を築くことができました。
後藤:
今こうして1年ぶりに再会しても、すぐに当時のような関係に戻れますね。
村上:
5年目までは毎年研修があり、同期が全国から集まるので「今はどんな仕事をしているの?」「そんな大規模プロジェクトを担当したんだ!」など、お互い刺激し合えるかけがえのない時間となっています。
池田:
これからも皆で切磋琢磨しあって成長していきたいですね。

CHAPTER 04

今後の目標は?

後藤:
知識・スキルを磨いて1つの現場の代理人を目指します。そのためには現場で経験を積むだけでなく、施工に関わる全ての人たちとの信頼関係を築くことも大切にし、より良い給排水衛生設備工事の設計・施工ができるようになりたいです。
曽我:
私も同じですね。これまでは現場対応が多かったので、今後は図面を描くことにも積極的に取り組み、建物全体の構造を理解し、どのような工事でも円滑に進められるようになりたいです。
村上:
私は現在、数千万円規模の改修工事を、見積作成の段階から任されており、この工事を成功させることで、さらに大きな工事を担っていきたいです。
池田:
私は久しぶりに施工管理業務に携わるので、まずは初心に戻って頑張りたいです。配属予定の現場は、現在の積算部門で担当していた地上50階に迫る大規模プロジェクトであり、特別な思い入れがあります。自分に与えられた業務をしっかり遂行し、プロジェクトを成功に導きたいですね。
後藤:
次会った時に、お互い良い報告ができるよう、これからも頑張っていきましょう!

取材を終えて

同期でも勤務地や担当業務が異なる4人だからこそ、お互いの話に興味深く耳を傾け、刺激を受けている様子がとても印象的でした。その中で共通していたのは「人や社会の生活に欠かせない給排水衛生設備を担っている」という誇りと、上司や先輩から日々の仕事を通して様々なことを吸収し、身に付けようとする姿勢でした。入社前に知識がほとんどない中でも、周囲から学び活躍できる環境がある。歴史と実績、そして技術継承されるNISHIHARAでなら、次に続く新入社員も間違いなく成長していけると感じました。