新卒
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INTERVIEW02/施工管理(中堅)

何でも話せる
人間関係づくりが、
スムーズな工事の
第一歩になる。

INTERVIEW02

今泉 健人2013年新卒入社
建築学科卒
大工一家に育ち、大学では建築を学ぶ。ライフラインには「水」の供給が欠かせないと思ったのがきっかけで、給排水衛生設備に強い西原衛生工業所に興味を持つ。入社後は施工管理担当者として複数の改修工事を経験し、現在は初の新築工事にチャレンジしている。

仕事内容

地下階の配管全ての収まりを
調整・管理する

私は地上42階の超高層オフィスビルの新築工事に従事しており、ポンプや水槽などの機械設備がある地下階を任されています。地下階は私を含め6名の施工管理担当者でチームを構成し、「施工図の作成を担当する人」「他社との調整を行う人」「工程を管理する人」など、チーム内で役割分担しながら工事を進行しています。
地上階と比べると、地下階の配管は縦にも横にも伸びてレイアウトが複雑になってきます。新築工事の現場には、電気や空調、内装・天井ボードなどの業者も入るので、作業日程が被らないようにしたり、業者間で作業の順番を決めたりといったように、よりきめ細やかな調整が必要になってきます。

やりがい

たくさんのプロと協力しあい、
一緒にゴールを目指す

給排水衛生設備工事は、ゼネコンや他の設備工事会社、協力会社など多くの「プロ」と連携して進める必要があります。さまざまな発見や気づきも得られる一方、時には連携がうまくいかずに作業がやり直しになるなど、予定通りにならないケースも。苦労もありますが、竣工後に多くの人がその施工した設備を利用している光景を見た際には、苦労を超える感動や喜びを味わうことができます。
私がいま心掛けているのは、誰とでも元気にあいさつを交わし、話しかけやすい印象をもってもらえるようにすること。工程調整がスムーズになる人間関係を築くためにも、日頃から雑談も含めたコミュニケーションを大切にしようと思います。

成長エピソード

成長する上で大事なのは、
恥ずかしがらずに質問すること

以前、上司が常駐していない現場を担当した際に、すぐそばに相談できる人がいない状況に苦労しました。「上司の指示を待っているだけでは現場が回らない」と思った私は、分からないことが発生した際には、例え相手がゼネコン担当者であっても構わず質問し、ひとつひとつ疑問点をクリアにしていきました。
給排水衛生設備のプロとして任されている立場で質問をするのは本来おかしいのですが、結果的にゼネコン担当者からは「協調性があり、何でも報告してくれる仕事のしやすいパートナー」と評価されました。この経験を通じて、分からない時には臆せずに質問することが大事だと学び、現在のコミュニケーションを大切にする姿勢につながっています。

今後の目標

新築工事に必要な技術・ノウハウに
磨きをかけたい

いつまでも、ただ「分かりません」というのは通用しません。今後さらにゼネコン担当者との信頼関係を築くためには、給排水衛生設備工事のプロとして期待される知識・施工ノウハウを持ち合わせる努力が不可欠。今回初めて新築工事を担当している私は、特に壁や柱などの躯体に関する知識が圧倒的に足りません。これからは専門知識や工事の段取りの仕方など、周囲の先輩や協力会社の皆さんにアドバイスをもらいながら技術面の引き出しを増やすのが当面の目標です。
またステップアップを目指す上では、新築工事の予算管理も覚える必要があります。その点は予算を管理している現場代理人の先輩からノウハウを吸収していけたらと思います。

学生の皆さんへのメッセージ
私は本社の研修後すぐに大手ゼネコンの現場へ配属が決まり、「1年目からこんなに大きな現場を任されるなんてすごい会社!」と思いました。当社が当たり前のように大手ゼネコンや大手鉄道会社のもとで仕事ができているのは、先輩方が長い歴史で信頼と実績を積み重ねてきたおかげです。お客様から期待されている分だけプレッシャーも大きいですが、給排水衛生設備工事のプロとして質の高い仕事をする意味では絶好の会社ですよ。